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人類の敵・地球の敵?

2010年01月24日(Sun) 11:21:51

さてさて前回までに「地球温暖化」が人類が解決するべき真の環境破壊ではない、とお話しましたが
今回はその真の、そして人類最大の難題である環境問題について。

それを端的に表しているのが次の数字

1600年頃   4億
1800年頃   8億
1900年頃  17億
1975年頃  34億
2007年頃  68億

勘の良い方ならお分かりでしょうか? これは世界人口の増加の割合です。
よく見ると人口が倍になる間隔が200年>100年>75年>32年と急速に短くなっていきます。
では次に倍になるのは16年後か?
というとそう単純ではなくて最新の調査によると2050年頃に100億を超える位といわれています。

そして人間は食料と水を消費し石油製品や金属製品を必要とします。
それらはどこから来るか? 地球外から得られる物は太陽光しかないので全てのものは地球からまかないます。
一万年たったら地球が星ごと人間の塊になっていたなどということは無い以上、自ずからその増加には限界があります。
実は水、食糧を生産する土地、石油・鉱物資源は2010年時点で限界が見えています。
地球は100億の人間を養うのが限界と言われており
水は海があるので豊富にあるように思われがちですが、真水を取り出すのにはエネルギーが必要です。
食料は家畜を飼うために必要な穀物を人間に回すことでギリギリ(肉食はほぼ不可能、飼育昆虫が新たな蛋白源と目される)。
地下資源も平均的にならすと一人がアフリカの小国の平均的市民レベルの生活しか出来ません。
電話どころか一家に一台テレビを所有するのも難しいレベル…。

これが40年後にやってくる人口100億の世界です。

今は世界人口の2割に満たない日米欧が富・食・資源を占有しているので我々は気づきませんが、もう世界中が軋みをあげているのです。
1970年代に石油をめぐって中東戦争が起きたように、未来では水や食料(が生産できる土地)をめぐって戦争が起こっても全く不思議ではない。
想像すると恐ろしいのは水や食料を奪う為に他国を侵略した場合その国に住んでいる人間って邪魔以外の何者でもないはずだと思うのです。
何しろ生きているだけで水と食料を消費してしまうのだから…。


仮の話、人類が滅びたところで「地球環境」は滅びたりしません。
人間が言う「環境破壊」とは「人類が生存できる環境の減少」のことを指すのです。
であれば地球が有限である以上、人間が増えれば自ずから「人類が生存できる環境」は「減少」するのです。
これが人類史上最大の環境破壊の正体です。


これに一体どうやって立ち向かえば良いのでしょうか?
本当に本当に難しい問題です…。
先進国がCOP15で中国(13億)インド(11億)の発展にキャップをつけようとしたりしたことや
鳩山首相の「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」と言う暴言に
思わずうなづいてしまいそうになる。

こういう話をすると「戦争を起こせば人間が減るよ!」とか短絡的な考え方をする人がいますが
第二次世界大戦は世界経済がひっくり返るほどの膨大な戦費を費やして軍人・市民合わせて全世界で420万人の犠牲でした(十分酷いけど)。
また、核などの大量破壊兵器を使えばその土地は長期間食糧生産に不向きになるのでナンセンスです。

「人類が人類自身の増加をコントロールする」そういうことが出来るのだろうか?
これが「地球温暖化」よりも人類が向き合うべき「環境問題」だと大路は方針転換するつもりです。
無論現在行われている省エネやリサイクルといった環境活動はこれに矛盾しません。
ただ「地球温暖化」ではなく「人口増加」が解決すべき「環境問題」であるとみんなが知る必要があると思うのです。

補足しておきたいのは
・人類は人口増加で滅亡することは無い(痛みを伴うものの、ある程度減れば地球のキャパに対して適切になる)
・日本において男女のつがいが子をなす事は悪徳ではない(夫婦の間に子供が一人なら次世代では半分に減っていることになる、十分な減少ペースである)
・将来日本が世界人口の増加によって食料・燃料の輸入を受けられなくなった場合、日本の国土で養える人口は三千万人と言われている(江戸時代末期並み)。
各国の人口順リスト


最後に大路が好きな漫画を3つ選べと言われたらまず入ってくる名作
「寄生獣」(岩明 均 講談社)のラスト近辺から。

人間の頭部に寄生してすりかわり、変形して人間を捕食する寄生生物「パラサイト」。
首から下は寄生した人間の物を使い、人間並みの知性を持ち、人間に擬態することができる。
奴らは人間社会に溶け込みながら「この種(人間)を喰い殺せ」と言う本能に従って、生存の一手段として人間を捕食する。

しかし人類も多大な犠牲を出しながら次第にその正体に迫り、ついには組織的に彼らを追い詰め掃討作戦に至る。
その最終局面のひとつ、なんと東福山市の市長にまでなっていたパラサイトを自衛隊が追い詰めたシーンをごらんあれ。


当然タイトルの「寄生獣」=「パラサイト」だと思っていたら、作者の意図は全く違っていたようです…。
90年代前半の作品だけど、今になって作者の言わんとしている事が理解できたよ。
このシーン見ても原作の面白さ(苦悩する超人ヒーロー)は全く減らないので是非どうぞ。
コミックス全10巻と描きたいことを簡潔にまとめてあるのも名作たる所以です。
「呪怨」の清水崇監督によるハリウッド実写映画化も予定されています。

続き

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